日本不整脈デバイス工業会からのお知らせ

ペースメーカー(PM)、植込み型除細動器(ICD)、心臓再同期療法(CRT-P)、心臓再同期治療除細動器(CRT-D)共通です。

2009.11.13

X線診断装置の心臓ペースメーカ等への影響に関する注意喚起について

 

X線CT装置がペースメーカおよびICD等(以下ペースメーカ等)に影響することは既に厚生労働省より通達が出ておりますが、この程、さらに他のX線診断装置も影響することが判明しました。新たに影響することが判ったのはパルスX線源を用いたX線透視装置、X線撮影装置(DA撮影、DSA撮影、シネ撮影等)で、これらの装置ではX線束が毎秒2~30回の頻度でパルス的に繰り返し発生されます。このX線が、ペースメーカ等の本体に照射されますと、集積回路に同頻度の雑音が発生する可能性があります。従って、ペースメーカではノイズをトラッキングすることによる高頻度刺激の発生、継続的な刺激の抑制、非同期モードの動作が、ICDではこれに加え、不適切な頻拍治療やショックの発生等が生じる可能性があります。

 

X線診断装置等と植込み型心臓ペースメーカ等の相互作用に関する注意喚起のお願い (PDF形式)

ICD,CRT-D植込み患者に対する新しいステートメント2017

  運転制限期間
二次予防目的新規植込み 6ヶ月
一次予防目的新規植込み 7日
ICD適切作動後
(ショック・抗頻拍ペーシングを含む)
3ヶ月
ICD不適切作動後 ※ 意識障害ないなら
制限なし
電池交換後 7日
リード追加・交換後 7日

※意識障害を伴うものは、ICD適切作動と同様の制限を行う